mt.Vicuna HTML5版(1.0.0)の機能解説
今回作成しているmt.Vicuna HTML5版(以下,HTML5版)の新機能及び特徴などをだらだらと解説してみます.
HTMLのマークアップにHTML5を採用
言葉のとおりですが,HTML5版ではHTML5を採用しています.もともとmt.VicunaはXHTML1.0 Strictを採用しており,デザイン性のあるサイトの構築に寄与していましたが,今回よりスマートフォン用のサイトでも使用実績があるHTML5を採用することとしました.
これにより,現在星の数ほどあるスマートフォンやタブレット等のメディアでの閲覧下において,ソースを1から作ることなく既存のHTMLソースでのサイト提供が可能となりました.
スマートフォンやタブレット等のモバイル端末下での閲覧が可能.
上記HTML5でのサイト構築ができたこととも関連しますが,PC環境はもとより,タブレット端末やスマートフォンでの閲覧でも支障をきたさないよう,今までのテーマよりもよりフレキシブルなスキンの構築を行っています.
本テーマではCSS3,及びJqueryを導入していますので,よりユーザーライクな,かつどの環境下でも必要最低限の情報を発信できるようなテーマになっています.
年別アーカイブの構築を省力化
以前のmt.Vicunaでは,月別アーカイブの内容をコピーして新規作成していましたが,HTML5版ではもともとある月別アーカイブのアーカイブマッピングに年別アーカイブのマッピングを追加するだけで,年別アーカイブを使えるようにしています.
なお,年別アーカイブ内でのエントリー表示については,アーカイブインデックスと同じヘッドライン方式で昇順に並ぶ(古~新)ようにし,かつ月ごとにグルーピング化して表示するようにしてあります.
アイキャッチの登録・表示を簡略化
以前のmt.Vicunaだと,自作アイキャッチの使用は結構ハードルが高かったのですが,HTML5版では,以下の手順でアイキャッチを使用することが可能となっています.
- 自作したアイキャッチ画像をMT管理画面からアイテムとして登録する.なお,その際にプライベートタグ「@eyech」をつけておく.
- テンプレート内の共通Head内要素モジュールテンプレートの中にある「eyech」変数に1~4の数値を登録(初期値は0です)し,共通Head内要素モジュールテンプレートを保存する.
- 全体の再構築を行う.
実際,本テスト用ブログでもこの方法を使ってアイキャッチを表示しています.
Comments:0